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捨て犬
第22章 ここが・・・好き(最終章)
思い切り抱きしめて
満足した俺は
「寒いから帰りながら
話しよう」
って、エミの肩を抱いた
そして
なるべく身体をくっつけて
歩きながら
俺は
エミへのプレゼントを買うために
後輩に手伝ってもらったことを
説明した
その後エミも
俺へのプレゼントのために
萩原に手伝ってもらったんだと
説明をはじめた
最初は由香ちゃんに
手伝ってもらうつもりだったけど
由香ちゃんは忙しくて
萩原がピンチヒッターに
選任されたらしい
「お互いのためにって思って
してたことなのに
こんなことに
なっちゃったんだな・・(苦笑)」
って言うと
エミも少し笑っていた
「エミ
そうやって
早く説明してくれたら
よかったのに…」
「ごめんなさい…
由香ちゃんも萩原さんも
カズマに内緒ねって
言ってたから…
すごく協力してくれて
私…約束してたから
どうしたらいいのか
わからなくなって・・・」
「そうか。
約束してたからか・・・
そんじゃ、仕方ねぇな(苦笑)
エミは・・・いい子だな
いっぱい辛い思いしてきたから
そんなに優しいのかな
これからどんどん
みんなに愛される人になるよ、エミは」
そう話しながら
俺は思った
もうエミは
捨て犬なんかじゃねぇな
って。
満足した俺は
「寒いから帰りながら
話しよう」
って、エミの肩を抱いた
そして
なるべく身体をくっつけて
歩きながら
俺は
エミへのプレゼントを買うために
後輩に手伝ってもらったことを
説明した
その後エミも
俺へのプレゼントのために
萩原に手伝ってもらったんだと
説明をはじめた
最初は由香ちゃんに
手伝ってもらうつもりだったけど
由香ちゃんは忙しくて
萩原がピンチヒッターに
選任されたらしい
「お互いのためにって思って
してたことなのに
こんなことに
なっちゃったんだな・・(苦笑)」
って言うと
エミも少し笑っていた
「エミ
そうやって
早く説明してくれたら
よかったのに…」
「ごめんなさい…
由香ちゃんも萩原さんも
カズマに内緒ねって
言ってたから…
すごく協力してくれて
私…約束してたから
どうしたらいいのか
わからなくなって・・・」
「そうか。
約束してたからか・・・
そんじゃ、仕方ねぇな(苦笑)
エミは・・・いい子だな
いっぱい辛い思いしてきたから
そんなに優しいのかな
これからどんどん
みんなに愛される人になるよ、エミは」
そう話しながら
俺は思った
もうエミは
捨て犬なんかじゃねぇな
って。