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捨て犬
第22章 ここが・・・好き(最終章)
俺は
携帯を手に取り
通話ボタンを押した
電話は
萩原からだって
わかってたけど。
「何やってんだ!!
この、バカカズマ!!
早く家に帰れっ!!」
いきなり
耳をつんざく声
「エミちゃん
心配してるだろ~が!!」
「あ、あのさ、萩原
エミ・・・ここにいる」
「え?家に帰ったのか?」
「い、いや違うけど
エミとは会ったから・・」
「こんの~ドアホが!!
エミちゃんが
クリスマスのプレゼント
悩んでたから
俺は相談にのってた
だけなんだぞ!!
勘違いすんな、このバカ!
それから
エミちゃんが泣いてたのはな!
お前が
女とイチャイチャ
してたからなんだからな!!!
ドアホ!!」
「え・・・」
「ちゃんと謝れ!
わかったな!!」
ツーツーツーツー
「・・・・・・」
どーゆーこと?
もちろん
萩原の声は
エミに聞こえてたようで
エミの顔が少し曇っていた
「俺…イチャイチャなんて…」
「カズマ…」
「ん?」
「もう……いらないの?
…私のこと…」
「何言ってんだよ
そんなわけねーじゃねーか」
「だって…楽しそうに…
お買い物…してた…」
エミはそう言って
くちびるを
ぐっと噛んだ
買い物・・・
買い物?
あっ……
後輩か?
い、いやいや
それよりなにより
萩原とエミが
なんでもなくて
よかった~~~~!!
俺はまた
エミを思いっきり
抱きしめていた
携帯を手に取り
通話ボタンを押した
電話は
萩原からだって
わかってたけど。
「何やってんだ!!
この、バカカズマ!!
早く家に帰れっ!!」
いきなり
耳をつんざく声
「エミちゃん
心配してるだろ~が!!」
「あ、あのさ、萩原
エミ・・・ここにいる」
「え?家に帰ったのか?」
「い、いや違うけど
エミとは会ったから・・」
「こんの~ドアホが!!
エミちゃんが
クリスマスのプレゼント
悩んでたから
俺は相談にのってた
だけなんだぞ!!
勘違いすんな、このバカ!
それから
エミちゃんが泣いてたのはな!
お前が
女とイチャイチャ
してたからなんだからな!!!
ドアホ!!」
「え・・・」
「ちゃんと謝れ!
わかったな!!」
ツーツーツーツー
「・・・・・・」
どーゆーこと?
もちろん
萩原の声は
エミに聞こえてたようで
エミの顔が少し曇っていた
「俺…イチャイチャなんて…」
「カズマ…」
「ん?」
「もう……いらないの?
…私のこと…」
「何言ってんだよ
そんなわけねーじゃねーか」
「だって…楽しそうに…
お買い物…してた…」
エミはそう言って
くちびるを
ぐっと噛んだ
買い物・・・
買い物?
あっ……
後輩か?
い、いやいや
それよりなにより
萩原とエミが
なんでもなくて
よかった~~~~!!
俺はまた
エミを思いっきり
抱きしめていた