この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
捨て犬
第7章 して欲しくねーよ

「さて、そろそろ出かけるかな…

あ、お前さぁ
夕方まで
あんまり外に出るなよ?

高校生がウロウロするような
時間になったら出かけてもいーけどさ

意味…分かるよな?」



「うん」



「ほんじゃ、行ってくるよ」



「うん」


今日もエミは
俺の後について
玄関まで来る


そして俺は靴を履いて振り向き

チュッってキスをする


「カギかけろよ」


と、いつものセリフ。


「うん、いってらっしゃい」



笑顔じゃないんだけど
エミのそんな普通の言葉が
俺は妙に嬉しくて

玄関のドアを閉めた瞬間
にやける顔を
手でおおって隠していた


/320ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ