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捨て犬
第10章 したいよ・・・エミ
俺は
店を出て
すぐにタクシーをひろった


エミは
ほんの少ししか
酒を飲んでいないのに
ちょっと酔ってるのか
タクシーの中でも
俺にもたれかかっていて


心地いい



「エミ
寝ちゃってもいいよ
着いたら起してやるから」


「ん、でも平気・・」



そんな鼻に抜けるような声
出すなよ


ゆっくりと
エミの太ももに手をあて
軽くさする

したいモードから
抜け出せなくて
エミを触りたくって
仕方がない

我慢できなくて
スカートの中に手を入れ
足の付け根まで
手を滑らせると



エミが
俺の肩に頬をスリよせ
少しだけ
足を少し広げた


誘ってんの?


俺止まんねーよ?


酒の入ったエミは
妙に色っぽくて
いつもの硬い表情じゃなく

柔らかで


穏やかな顔



心地よさそうなその顔に
誘われるがままに
俺は行き止まりまで
柔らかな太ももを撫で
その行き止まりを
そっと指でなぞった



早く

家に着いてくれ


数回ワレメを指で往復すると
エミが
俺の耳元に顔を寄せて
小さな優しい声で囁いた


「したいの?」


妙に
いやらしい
その言い方






めっちゃ好き




「したいよ…エミ…」




エミの表情が見たくて
顔をのぞきこむと



微かに

…笑顔を見せた





俺にしか分からないくらいだけど


それは


ちょっと
幸せそうな微笑みだった






エミ…したかったのか?




したかったから
何回も俺に『したいの?』とか
『してほしいの?』とか聞いてたのか?

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