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掌の官能小説
第10章 4時8分
ふと目が覚め、時計を見ると4時8分

夜とも朝とも言えないような時間

私は何故かここ3週間位この4時8分に目覚めてしまう


毎日日付けが変わらないうちにベッドに入り
夢を見て目覚める

夢の内容は覚えていたり、忘れたり


2年前まで付きあっていた浩二はクリエイターの仕事をしていて
だいたい4時頃就寝し、その時間におやすみメールが届いていた

私はたまに浩二からのメールが届くと
浩二に電話をしていたのだった

浩二も私からのおやすみの電話で
仕事モードからおやすみモードに切り替えられると
電話を喜んでくれていた


この時間の電話は
頭の回転が鈍い私に浩二は優しい声で愛を囁いてくれていた


「遥加、好きだよ」
私は浩二の掠れた眠そうな声が好きだった

浩二の声を聞いていると自然と股間がジーンとしてきてしまっていた

「浩二、逢いたいわ。ああ…抱き締めて欲しい。」

私は、自分の乳房に手を置き、優しく揉みながら浩二と話していた

浩二が私に触れている時のことを思い出しながら
乳首を抓る

「浩二ぃ…」
私の声は濡れてくる

「浩二の大きな温かい手でおっぱいを触られると安心するの。そしておっぱいを揉みながら人差し指で乳首を触るでしょ?そうすると、じわってなるの」

「遥加のおっぱいは、柔らかだし、俺が触ると乳首がキュッと硬くなるんだ。可愛いんだ。それが。そして乳首を触ると遥加はピクンとなって…」

「だって凄く感じるんだもの」

浩二は私のおっぱいを揉みながら、乳首を舌先に触れさせ、時々乳輪から口に含み、舌で乳首を転がしチュパチュパする

そしてまた指先で乳首を摘み優しく捏ねながら、優しく引っ張る

私はそんなことを思い出しながら
自分の乳首を指先で転がす

「遥加はピクピクしながら可愛い声を出して感じるんだよね。」

「だってもっともっと感じさせられたいんだもの」

「キスをしながら可愛い遥加の乳首を触ってると、遥加俺のお尻を揉み出して…凄っげぇ可愛い顔をして、イッチャウ…って」

「だって…浩二が私を感じさせて、イカせるんだもの。」

「いや…遥加には気持ち良くなって欲しいし…いっぱいイって欲しいから」



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