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掌の官能小説
第11章 おもちゃ屋サヤカ
おもちゃ屋メーカーに勤める32歳のサヤカは、国立の工業大学を出て、おもちゃの企画をしたくて大学卒業後と共にこのおもちゃメーカーに入社したのだ。
就職氷河期で、大手のおもちゃメーカーからことごとく不採用通知を貰い、この小さなおもちゃ会社になんとか就職できたのだった。
入社し、10年は営業職で頑張っていたが、新しいプロジェクトチームに抜擢されたのだった。
サヤカは張り切っていた。
新しいプロジェクト内容を聞くまでは…
『オトナのオモチャ』
を、企画販売するプロジェクトだった。
サヤカは会社を辞めようかと思ったが、不景気な世の中で新しい就職先も決まりそうもなく、社長がサヤカにこのプロジェクトを社運をかけていると頼み込んだのだった。
サヤカは仕方なくこのプロジェクトに参加することを承知したのだった。
サヤカはまだ男性経験もなく、大人のおもちゃの存在もよく知らなかったのだ。
サヤカには『女性を虜にする大人のおもちゃ』の企画を任されたのだった。
既に出回っている大人のおもちゃを調べ、取り寄せた。
梱包を開けると、グロテスクなものもあり、男性社員の前でこんなものを出すのも恥ずかしかった。
仕事なので恥ずかしがっている場合でも無い。
男性社員は真面目な顔をし、形や硬さや動きを早速調べていた。
「サヤカさん、どうなんでしょう…」
サヤカがひとつのバイブレーターを持った。
「これ、どうやって使うの?」
サヤカはスイッチを入れ、ウネウネ動きながらバイブレーターするおもちゃを見つめた。
「サヤカさん、使った事が無いんですか?」
5つ年下のちょっとイケメンの近藤が言った。
「無いわよ?」
サヤカが言うと、これ以上しつこく聞いたらセクハラになり兼ねのいので、近藤は
「そうっすか…」
と言い、
「聞かれたから教えるんですよ?」
セクハラでは無いことを念を押し、バイブレーターを使用している動画をサヤカに見せた。
「え?こ…こんな?」
サヤカは、目を丸くし
「こんなのがあったのね…」
新しいプロジェクトチームに入った事を公開していた。
就職氷河期で、大手のおもちゃメーカーからことごとく不採用通知を貰い、この小さなおもちゃ会社になんとか就職できたのだった。
入社し、10年は営業職で頑張っていたが、新しいプロジェクトチームに抜擢されたのだった。
サヤカは張り切っていた。
新しいプロジェクト内容を聞くまでは…
『オトナのオモチャ』
を、企画販売するプロジェクトだった。
サヤカは会社を辞めようかと思ったが、不景気な世の中で新しい就職先も決まりそうもなく、社長がサヤカにこのプロジェクトを社運をかけていると頼み込んだのだった。
サヤカは仕方なくこのプロジェクトに参加することを承知したのだった。
サヤカはまだ男性経験もなく、大人のおもちゃの存在もよく知らなかったのだ。
サヤカには『女性を虜にする大人のおもちゃ』の企画を任されたのだった。
既に出回っている大人のおもちゃを調べ、取り寄せた。
梱包を開けると、グロテスクなものもあり、男性社員の前でこんなものを出すのも恥ずかしかった。
仕事なので恥ずかしがっている場合でも無い。
男性社員は真面目な顔をし、形や硬さや動きを早速調べていた。
「サヤカさん、どうなんでしょう…」
サヤカがひとつのバイブレーターを持った。
「これ、どうやって使うの?」
サヤカはスイッチを入れ、ウネウネ動きながらバイブレーターするおもちゃを見つめた。
「サヤカさん、使った事が無いんですか?」
5つ年下のちょっとイケメンの近藤が言った。
「無いわよ?」
サヤカが言うと、これ以上しつこく聞いたらセクハラになり兼ねのいので、近藤は
「そうっすか…」
と言い、
「聞かれたから教えるんですよ?」
セクハラでは無いことを念を押し、バイブレーターを使用している動画をサヤカに見せた。
「え?こ…こんな?」
サヤカは、目を丸くし
「こんなのがあったのね…」
新しいプロジェクトチームに入った事を公開していた。