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掌の官能小説
第11章 おもちゃ屋サヤカ
サヤカと近藤はそのまま眠ってしまった。
気付くと朝になっていた。

サヤカは飛び起き自分の乱れた醜態に驚いていた。

しかし…
セックスってこんなに楽しくて気持ちいいものだったんだ…

セックスがもっと楽しくなるようなおもちゃを作ろう!

サヤカはおもちゃ作りに意欲が湧いてきたのだった。


ホテルを出ると二人は会社近くのコーヒーショップに寄り、朝食を食べていた。

「もう少し軽くならないかしら、女性が持ちながらしているトラなかなか大変かも…」

「手が塞がると他の事が出来なくなるから…固定式とかあると…」

「動きがもっと男性器に近くならないかしら…」


二人は色んな意見を出し合い、思わずバッグからおもちゃを取り出してしまったのだ。

「ほら、ここの部分…ここをもう少し…」
周りの人たちがこちらを見ながら目を丸くしていた。

サヤカは慌ててバッグにおもちゃをしまったのだった。


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