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掌の官能小説
第2章 合同コンパ
「旦那とセックスしてるの?」
帰り道に彼は言った。

月に一度くらいならしていた。
だけど彼には言いたくなかった。

「今まで何人と経験したの?」
旦那しか知らなかったのも言いたくなかった。

「感じてたよね?イッたよね?」
確かに感じていてらイッてしまった。

「俺と付き合ってよ」

「え?」

「たまにこうして会おうよ。」

「私は結婚しているから、ダメですよ」

「あんなに感じていたのに?」
「このまま、枯れていくの?」
「燃えたくないの?」

彼は私の手を引っ張り、キスをした。

舌を私の口に押し込み舌を絡ませ、乳房をつかんだ。

「ん…ん…」

私はまた感じてしまった。

彼は自分の股間を私の股間に擦り付けた。

「また…突かれたい…」
私はそう思ってしまった。

私は彼の舌に自分舌を絡ませ、彼の硬くなった股間に自分の股を擦り付けていた。

私は雅美と同じように、火遊びの世界に足を踏み入れてしまったのだった。


それから私は彼と週に二度程会い、あのイタリアンの店で逢い引きするようになった。



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