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掌の官能小説
第3章 Lovedoll
彼女は俺の人形になった。
俺の言う通りに動き、俺だけを見つめ、俺だけを愛する…
そういう誓約を交わし、俺は彼女を家に置く事にした。
彼女は駅前でポツンと立っていた。
仕事で遅くなり終電で帰り、駅前のコンビニに寄り
ビールとつまみを買ってコンビニを出た。
俺のマンションは駅の真ん前で、道路を渡ろうとしていると
彼女が目に入った。
そっくりだった…
俺が買おうか迷っていたラブドールに…
何気に近づくと肩までの黒髪、黒目がちな丸い目に小さい鼻
ふっくらとした小さな唇
寒空にコートも着ずにワンピースセーター1枚だった。
周りの人通りはもう少なかった。
すると、彼女に気付いた酔っ払いが彼女に絡んでいた。
彼女の腕を引っ張っている。
彼女は表情を変えずに頷き、酔っ払いのオヤジと歩きだした。
俺は咄嗟に、
「麻由、待たせたね」
と彼女の腕を掴んでいた。
彼女は俺を見上げ、驚いた表情をしたが、コクンと頷いた。
俺はそのままマンションに彼女を連れて帰ってしまったのだ。
「入れよ」
彼女を玄関に入れ、リビングのソファーに座らせた。
彼女は震えていた。
俺が怖くてなのが寒くてなのか分からなかったが
ポットのお湯を出し、紅茶を入れた。
蛍光灯の下にいる彼女は見れば見る程あのラブドールにそっくりだった。
女にはもう懲り懲りで、だが、セックスはしたい…という矛盾を抱えていた時にラブドールの存在を知った。
何気なくインターネットを見ていると惹かれた女の子が「麻由」というラブドールだった。
俺の言う通りに動き、俺だけを見つめ、俺だけを愛する…
そういう誓約を交わし、俺は彼女を家に置く事にした。
彼女は駅前でポツンと立っていた。
仕事で遅くなり終電で帰り、駅前のコンビニに寄り
ビールとつまみを買ってコンビニを出た。
俺のマンションは駅の真ん前で、道路を渡ろうとしていると
彼女が目に入った。
そっくりだった…
俺が買おうか迷っていたラブドールに…
何気に近づくと肩までの黒髪、黒目がちな丸い目に小さい鼻
ふっくらとした小さな唇
寒空にコートも着ずにワンピースセーター1枚だった。
周りの人通りはもう少なかった。
すると、彼女に気付いた酔っ払いが彼女に絡んでいた。
彼女の腕を引っ張っている。
彼女は表情を変えずに頷き、酔っ払いのオヤジと歩きだした。
俺は咄嗟に、
「麻由、待たせたね」
と彼女の腕を掴んでいた。
彼女は俺を見上げ、驚いた表情をしたが、コクンと頷いた。
俺はそのままマンションに彼女を連れて帰ってしまったのだ。
「入れよ」
彼女を玄関に入れ、リビングのソファーに座らせた。
彼女は震えていた。
俺が怖くてなのが寒くてなのか分からなかったが
ポットのお湯を出し、紅茶を入れた。
蛍光灯の下にいる彼女は見れば見る程あのラブドールにそっくりだった。
女にはもう懲り懲りで、だが、セックスはしたい…という矛盾を抱えていた時にラブドールの存在を知った。
何気なくインターネットを見ていると惹かれた女の子が「麻由」というラブドールだった。