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掌の官能小説
第17章 いつも観てるよ
彼女のマンションに着いた。高層マンションの中階くらいにある部屋だった。

僕は玄関の中で待たされていた。
彼女はバタバタと部屋の中を走り回っている。
玄関からは部屋の中は見えずにトイレとバスルームと思しきドアがあった。

「ごめん、トイレ借りてもいいかな?」

「どうぞ、玄関を上がってすぐよ。」

「ありがとう。お邪魔しまーす」

ドアを開けるとバスルームだった。
洗濯機に洗面台…ふと見ると洗面台の傍にいやらしい形のピンクスケルトンのバイブが置かれていた。

昨日は、ここでしていたのか…
見たかったな…

隠しカメラを取りつけたら見れるな…

僕はバイブのスイッチを入れてみた。
モーターの音がし、微妙な動きをしていた。

こんなのがあるんだ…
思わず匂いを嗅いでいた。

「あっ、いやぁっ!ダメッ!」
彼女は僕の手からバイブを取ろうとした。
僕は取られまいと高くあげた。

「これ、使ってるの?」

「ち…ちがうわ…」

「違うのにここに?」

「いやぁっ、返して、お願い。」

僕はバイブのスイッチを入れ、彼女の胸元に当てた。

「アッ、いやンッ。」

「これ、気持ちいいの?」
彼女は首を横に振った。

僕は彼女の乳首に当たるようにバイブを当て
「僕は見えるんだよ。過去も未来も」
そう言うと彼女は観念したように、頷いた。

「素直っていい事だよ。」
僕は彼女の片方の乳房を揉みながら、バイブをもう片方の乳房に当てた。

「ハッハンッ。」
彼女の目はトロンとし、僕の股間に手を当てた。

「昨日から…欲しくて堪らなかったの。」
彼女の告白に驚いたが、
「分かっていたよ。僕は見えるんだもの。だから来たんだ。」
彼女は頷くと
「幸せになりたい。」
そう言うと僕の首に腕を回し、僕の口に舌を滑り込ませ、舌を絡めだした。



僕は彼女の部屋に隠しカメラも取りつけ彼女をいつも見ていた。
そしてスマホにも細工をした。
彼女の全てが僕の部屋にいたら分かってしまうのだ。

出会ってから三年経っても未だに彼女は僕を信じ切っている。
それでも僕は彼女の歪んだ困ったような泣きそうな顔を見るのが好きだ。

彼女の顔が好き過ぎて堪らない。


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