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掌の官能小説
第18章 発射オーライ
僕が彼女と初めて出会ったのは電車の中だった。
朝の満員電車で僕の斜め前に彼女は立っていて、ちらっと見た彼女は恍惚の表情をしていた。
潤んだ目は一点を見つめ、頰は少し赤く、唇の間からは舌先を少しだけ出して自分の上唇をなぞっていた。
僕は何故彼女がそんな表情をしているのか分からなかった。
彼女と僕の顔の位置は数センチで彼女の顔しか見えなかったからだ。
でも彼女の顔を何度かちら見をしていると、僕の股間は硬く跳ね上がり出したのだった。
「あ…そうか。セックスをしている時、こんな表情をする女がいたな…」
僕はその時の女の顔は思い出せなかったが、こんな表情をした女がいた事は思い出せていた。
「妄想しているのか?妄想でこんな表情ができるのか?」
僕はもう一度彼女をちら見すると、彼女と目が合ってしまった。
すぐに視線を逸らしてみたが、彼女は僕をジッと見つめはじめていた。
「な…なんだ?この物欲しげな顔は…」
電車が揺れたと同時に彼女は僕の胸に自分の身体を密着させた。
柔らかい乳房が僕の胸元に当たっている。
「わ…私…痴漢されているの…」
彼女は僕に小さな声で言った。
「え?え?」
「助けて…ください…」
僕は周りを見渡したが痴漢が誰なのかさっぱり分からなかった。
次の駅に着いた時、僕は彼女の腕を引っ張り電車から降りたのだった。
朝の満員電車で僕の斜め前に彼女は立っていて、ちらっと見た彼女は恍惚の表情をしていた。
潤んだ目は一点を見つめ、頰は少し赤く、唇の間からは舌先を少しだけ出して自分の上唇をなぞっていた。
僕は何故彼女がそんな表情をしているのか分からなかった。
彼女と僕の顔の位置は数センチで彼女の顔しか見えなかったからだ。
でも彼女の顔を何度かちら見をしていると、僕の股間は硬く跳ね上がり出したのだった。
「あ…そうか。セックスをしている時、こんな表情をする女がいたな…」
僕はその時の女の顔は思い出せなかったが、こんな表情をした女がいた事は思い出せていた。
「妄想しているのか?妄想でこんな表情ができるのか?」
僕はもう一度彼女をちら見すると、彼女と目が合ってしまった。
すぐに視線を逸らしてみたが、彼女は僕をジッと見つめはじめていた。
「な…なんだ?この物欲しげな顔は…」
電車が揺れたと同時に彼女は僕の胸に自分の身体を密着させた。
柔らかい乳房が僕の胸元に当たっている。
「わ…私…痴漢されているの…」
彼女は僕に小さな声で言った。
「え?え?」
「助けて…ください…」
僕は周りを見渡したが痴漢が誰なのかさっぱり分からなかった。
次の駅に着いた時、僕は彼女の腕を引っ張り電車から降りたのだった。