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掌の官能小説
第21章 お隣さん
仕事が立て込み、5日後に部屋に戻った。
溜まった洗濯を干しにベランダに出ると、隣からまた人肌を叩く音がしていた。
「ごめんなさい。もうしません。ごめんなさい。」
泣きながら謝る彼女の声が聞こえてきた。
叩く音とともに悲鳴があがり
「いつもダメなお前だから、できるようになるように俺はお前を叱っているんだ。お前を愛しているから、できるようになって欲しいからだぞ。」
「ごめんなさい。ごめんなさい。行かないで!ちゃんとしますから…行かないで!」
悲痛な声が聞こえてくる。
玄関の開閉の音がし、彼女のすすり泣く声が聞こえている。
僕は…どうしたらいい…
ベランダの穴の空いた防災壁を潜り、隣のベランダに入り、そっと部屋を覗いた。
素っ裸の彼女は丸くなっていた。
コンコン
僕は窓ガラスをノックしていた。
彼女は顔を上げ僕に気付くと涙を手の甲で拭い立ち上がった。
彼女の腕は赤く腫れていて、お腹にさ青あざがあった。
頬は少し赤くなっていた。
そして、バスタオルを拾い身体を隠した。
彼女は笑顔を作り僕の前によろよろと歩いてきた。
「どうしたの?」
どうしたの?と聞きたいのは僕だ…
「大丈夫?」
「大丈夫。」
彼女は僕の首に腕を回すと、軽くキスをした。
溜まった洗濯を干しにベランダに出ると、隣からまた人肌を叩く音がしていた。
「ごめんなさい。もうしません。ごめんなさい。」
泣きながら謝る彼女の声が聞こえてきた。
叩く音とともに悲鳴があがり
「いつもダメなお前だから、できるようになるように俺はお前を叱っているんだ。お前を愛しているから、できるようになって欲しいからだぞ。」
「ごめんなさい。ごめんなさい。行かないで!ちゃんとしますから…行かないで!」
悲痛な声が聞こえてくる。
玄関の開閉の音がし、彼女のすすり泣く声が聞こえている。
僕は…どうしたらいい…
ベランダの穴の空いた防災壁を潜り、隣のベランダに入り、そっと部屋を覗いた。
素っ裸の彼女は丸くなっていた。
コンコン
僕は窓ガラスをノックしていた。
彼女は顔を上げ僕に気付くと涙を手の甲で拭い立ち上がった。
彼女の腕は赤く腫れていて、お腹にさ青あざがあった。
頬は少し赤くなっていた。
そして、バスタオルを拾い身体を隠した。
彼女は笑顔を作り僕の前によろよろと歩いてきた。
「どうしたの?」
どうしたの?と聞きたいのは僕だ…
「大丈夫?」
「大丈夫。」
彼女は僕の首に腕を回すと、軽くキスをした。