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掌の官能小説
第23章 峠の宿屋
去年結婚を約束していた女を捨てた…
嫌いになった訳では無く
自分自身の弱さから捨ててしまったのだ。
彼女と出会ったのは高校の時。
電車通学で毎朝同じ車両に乗っていて
気付いた時には好きになっていた。
彼女は長いサラサラの長い髪をしていて、
セーラー服がとても似合う可愛い少女だった。
告白すると彼女も僕を気になっていたらしい…
そこから付き合いが始まったのだ。
大学を卒業し、3年社会人として働き、結婚の約束をした。
が…
プロポーズから3ヶ月に彼女の身体を癌が蝕んでいる事が分かった。
最初は一緒に乗り越えようと思っていたが、あまりにも壮絶で、ゴールが見えなく、大好きだった彼女の髪も治療の副作用で抜け落ちてしまった。
そんな彼女を支えられずに、僕は彼女からだんだんと離れていったのだ。
男として…
人として最低だった。
嫌いになった訳では無く
自分自身の弱さから捨ててしまったのだ。
彼女と出会ったのは高校の時。
電車通学で毎朝同じ車両に乗っていて
気付いた時には好きになっていた。
彼女は長いサラサラの長い髪をしていて、
セーラー服がとても似合う可愛い少女だった。
告白すると彼女も僕を気になっていたらしい…
そこから付き合いが始まったのだ。
大学を卒業し、3年社会人として働き、結婚の約束をした。
が…
プロポーズから3ヶ月に彼女の身体を癌が蝕んでいる事が分かった。
最初は一緒に乗り越えようと思っていたが、あまりにも壮絶で、ゴールが見えなく、大好きだった彼女の髪も治療の副作用で抜け落ちてしまった。
そんな彼女を支えられずに、僕は彼女からだんだんと離れていったのだ。
男として…
人として最低だった。