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掌の官能小説
第23章 峠の宿屋
俺は部屋に戻り夕食を済ませた。
ごく普通の田舎の家庭料理といった感じだったが、満足した。
美味かった。
豪勢なものより心のこもった美味い料理は久々でお腹いっぱいになった。

彼女とはあの後、脱衣所で彼女を休ませていると、
大丈夫だから先に行ってくれと言われたのだ。

夕食後に一緒に飲む約束をして部屋に戻ったのだ。


夜12時を過ぎても彼女は来なかった。
興奮した身体をどうしようか…自己処理してしまおうか…
彼女を自分から訪ねて行くにも部屋を聞いていなかったし、もしかしたら体調が悪く既に休んでいるのかも知れない。

リカなのか…

いろんな事を考えながもいつのまにか寝入ってしまっていた。


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