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掌の官能小説
第25章 夏の日の想い
先日生まれた牛の子の様子が変だと深夜に連絡が入り、朝の帰宅だった。
森の緑が朝露に濡れ、マイナスイオンが漂い気持ちのいい朝だ。
徹夜で疲れていたが、子牛は何とか峠を越え回復に向かいホッとしながらゆっくり林道の砂利道をバイクで走っていた。
家の近くまで来ると、彼女が…ルミが森の木を見上げながら歩いている。
今朝も白いワンピース。白いシースルーのカーディガンを羽織っている。
「あ、せんせっ!」
俺の姿を見つけると、嬉しそうな顔をして手を振っている。
俺の胸はキュンとした。
彼女の近くまで行くとヘルメットを取る前に、彼女は抱きついた。
俺はバイクのエンジンを切った。
「せんせっ、おはよう。早いのね。」
「おはよう。往診の帰りだよ。ルミこそ早いね。」
「絵を描いていて、明るくなってきたからお散歩に。せんせとの事想い出しながら歩いていたの。ふふ。」
恥ずかしそうに笑うルミを見るとまた胸がキュンと痛んだ。
バイクから降りヘルメットをハンドルに掛けた。
森の緑が朝露に濡れ、マイナスイオンが漂い気持ちのいい朝だ。
徹夜で疲れていたが、子牛は何とか峠を越え回復に向かいホッとしながらゆっくり林道の砂利道をバイクで走っていた。
家の近くまで来ると、彼女が…ルミが森の木を見上げながら歩いている。
今朝も白いワンピース。白いシースルーのカーディガンを羽織っている。
「あ、せんせっ!」
俺の姿を見つけると、嬉しそうな顔をして手を振っている。
俺の胸はキュンとした。
彼女の近くまで行くとヘルメットを取る前に、彼女は抱きついた。
俺はバイクのエンジンを切った。
「せんせっ、おはよう。早いのね。」
「おはよう。往診の帰りだよ。ルミこそ早いね。」
「絵を描いていて、明るくなってきたからお散歩に。せんせとの事想い出しながら歩いていたの。ふふ。」
恥ずかしそうに笑うルミを見るとまた胸がキュンと痛んだ。
バイクから降りヘルメットをハンドルに掛けた。