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掌の官能小説
第29章 マイ
ただ、マイの日常がちょっとだけ見えただけなのに、昨日とは違うマイへの感情が湧くなんて…

園児に向けたあの笑顔が本当のマイなんだろう。
僕に向けていた笑顔は…どんな気持ちの笑顔だったんだろう。

マイにとって僕は、スポーツジムに置かれているトレーニングマシーンと同じなのかも。
性能がよくて、使いやすくて…満足できるマシン…
少なくとも昨日まで、僕はマイに対してそんな感じでいた。
だから、マイも同じなんだろう。

僕に跨るマイを下から思い切り突き上げた。

「あっ、痛っ。」
マイの眉が動く。

「ごめん。痛かった?大丈夫?」

「あ、違うの。痛いけど…気持ちいい痛みだから…大丈夫。」

僕はマイの乳房を揉みながら下から容赦なく突き上げた。
突き上げる度にマイは悲鳴をあげたが、嬉しい悲鳴だと言っていた。

僕はマイの両手を握り締め、勢いよく突いた。
「アッ、すごいっ、あんっ、アッアンッ、、ハァッン!いいっ、そこ。アアアアッん。」

僕は限界だった。
こんなに愛しい人とこんなに激しくセックスしているのだから。

「愛してる、マイ。」
僕の口から言葉が漏れてしまった。

一瞬マイの理性が戻ったように思えたが
「アッ、もう…ダメっ、またイッちゃうわ」

僕の手を強く握りしめ、腰を浮かせ、僕のペニスの先を彼女の奥の行き止まりのところに擦りつけるようにグイグイと押した。

「あっ、ダメだよ。そんな…したら、出てしまう…よ…。アッ、マイっ」


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