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第4章 溺れる
「…お疲れさまです」

他に言うことが見つからず、そう声をかける。

「おう、お疲れさん」

にこっと笑って近づいてくる前田課長。
なんとなく、身構えてしまう。

「用事は終わった?」
「はい、えーと、この箱の中にありそうなんで…」とダンボールを指差した。

「そんな、警戒しないでよ」
「…してません」

少しの沈黙。
居心地が悪い。

「前田課長はまだここ使いますよね?鍵…」
鍵を渡そうとする。

「うん、これから探すんだけど。俺、ここきたの何回目かだからよくわかんなくて。それ、井上さんに渡したら、俺の方手伝ってよ。井上さんに俺の名前だして良いから」
「え」

ここに2人きりは、まずい気がする。
考えすぎだろうか。

「頼むよ」
「はぁ…」

倉庫室を出て、二課に戻る。
言われた通り「前田課長に手伝いをお願いされて」と言い、また倉庫室へ急ぐ。

まずい気がする。

なんて思いながらも、まずいことが起こっても良いなんて、少し考えている。いけない自分。


息を整えて、ドアをそっと開けた。


前田課長はダンボールを開けたり閉めたりしていた。
わたしが入ってきたことを確認すると、近づいてきて、抱きしめる。

「課長…」

わかりやすい展開。
前田課長は一旦わたしの身体を離すと、ドアの鍵をかけた。

「これで2人きり」

もう一度抱きしめられる。
そして、口づけられる。

「課長…だめ…」

身体をよじりながら、亜沙子は小さく抵抗する。

「だめじゃないの、いいの」

じりじりと壁に追いやられ、亜沙子はもう逃げられない。

亜沙子の両脚の間に、前田課長の脚が割って入る。
ミモレ丈のスカートがたくし上げられ、太ももまでが露出した。


口づけが激しくなり、ピチャピチャと音が響く。

「んっ…はぁ…」

苦しくなり口を離すと、前田課長の優しい視線とぶつなる。

「かわいい」そう言って、おでこにキス。
ブラウスのボタンを、手際よく外していく。

「課長…」
「もう、止まらないから」

ブラジャー越しに乳房にキスを落とされ、亜沙子の体温が上がる。

「これ…ほら、感じてる」

ピンと乳首を弾かれて、思わず声が漏れる。

「ああっ…」
「やらしい、もう、こんななってるよ」

ハムハムと、唇で攻められ、また亜沙子は流される。

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