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第4章 溺れる
「恥ずかしい…」
「うん…俺だって、会社でこんなことして、恥ずかしい」

ピチャピチャ
ジュルジュル

「はあっ…あっああーっ…」

亜沙子の声も、抑えきれなくなってきた。
前田課長の舌はクリトリスを捉えている。
そして、指が、亜沙子の中に進入してかき混ぜる。

「はぁっ…ああっんっ…」
「水本のせいだよ、水本がかわいいから…」
「課長…嬉しい…」


快楽の波が襲ってくる。
限界が近い。目が潤んでくる。

「わたし、もお…だめ…」
「うん、いいよ、イッて?」

亜沙子は無意識のうちに前田課長の頭に手を添え、ぐりぐりとあそこに抑えつけていた。

「あっ…はあん…んっ、だめっ、イクっ…」


飲み込まれ、腰がガクガクと震える。
前田課長によってあげられていた左の太腿がおろされ、そのまま、きつく抱きしめられた。

「ごめん」

おでことおでこがぶつかる。
亜沙子も前田課長の背中に手を回した。

和俊とは違うにおいを、大きく吸い込む。


「本音を言うと、俺も気持ち良くしてもらいたいけど」
緩んでいたネクタイを締めなおしながら、前田課長が言った。

「さすがに長いこと席外してたらやばいから」
「…ですね」

亜沙子は右の足首に絡まっていたショーツを慌てて履いた。
倉庫室にきて、20分くらいたっているだろうか。

「続きは、また」

素早くキスをされる。
亜沙子はブラウスのボタンをとめ、スカートの皺をパンパンと払った。


前田課長が鍵を開ける。

「えっ、課長の探し物は?」
「あー」

振り返った前田課長はにっこり笑って「うそ、ない」と言った。

「水本と、2人になりたかったから」
「…うそ」
「ほんと」

やられた!
前田課長の後に続いて、倉庫室を出る。
亜沙子の顔が自然ににやける。
バレないように、前田課長の後ろを歩く。


「井上さん!」
フロアに戻ると、前田課長が井上課長のデスクへ行き、「すみません、水本長いこと借りて。おかげで探してたの見つかりました」なんて言っている。

亜沙子はまた、笑ってしまいそうになるのを必死にこらえた。
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