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第11章 忘年会
大きな手がすっぽりと乳房を覆い、柔らかく揉みしだかれる。
少しずつ押し寄せてくる快感に、唇をキュッと結んで耐える。


「亜沙子の全部を触りたい」と言いながら、脇腹、太腿、ふくらはぎ、足首から指先まで、前田課長の長い指が柔らかに滑る。
ゾクゾクしながら、その感覚を追う。

「んふっ…ん…」
くすぐったくもあり、声が漏れる。

足先から帰ってきた指が、また乳房に触れ、親指と人差し指とで硬くなった先端をつまんだ。

「はあっ…んっ」
身体が小さく跳ねる。
すっかり敏感になっているそこを、手のひらで転がされ、またつままれる。
与えられる快感で、身体がじんじんと痺れてくる。
もっと、もっとと欲してしまう。

けれどその時。

ブルブルブルブルブルブル
サイドテーブルのスマホが再び着信を告げた。

ブルブルブルブルブルブル


静かに息を飲んで、思わずシーツを掴む。
その手に、前田課長の手が重ねられた。

何も言わない。
わたしの顔をじっと見つめる。きっと相手はわかっている。

鳴り止まないスマホの騒々しい音に、息苦しくなる。
思わず目を閉じた。

やたらと長く感じた着信が終わると、小さく息を吐き出した。

「大丈夫だから」
静かに言う前田課長。
「…はい」
「俺のことだけ、今は考えてて」


次の瞬間、胸元に舌が這う。
「やっ、あっ、はぁっ…」
ちゅぱちゅぱと音を立てながら、吸い付かれ、舌で転がされる。

「んっ。はあっんっ…」
つい、身体を捻ってしまう。
「逃げないで、…大丈夫だから」

腕を掴まれ、身体を押さえつけられる。
絶え間ない愛撫に、亜沙子の奥深くがまたじわじわと熱を帯びる。


大丈夫だから
大丈夫だから

今、一緒にいるのは、わたし。
今、前田課長に愛されているのは、わたし。


太腿に、前田課長の熱く硬いモノが当たっている。

わたしを欲してくれている。
思わず手を伸ばし、掴もうとする。

「亜沙子…」切なげに響く前田課長の声。
肩肘をつき、身体をゆっくり起こして前田課長にキスをせがむ。

深いキス。
唾液を交わらせ、何度も何度も舌を絡め合う。

顔を手のひらで包まれ、お互いを求める。
呼吸が荒くなり、唇の隙間から唾液が流れた。


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