パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 ◆ episode5 ** 一ノ瀬 桜 × 成瀬 涼 編

そして23日 ──。



一足早く俺の家にやってきた桜とツリーの飾り付けをしていた。

「ごめん、手伝わせて。毎年母さんがやってるんだけど、今年は自分がいないもんだから、やらないで行っちゃってさ」

「いいよ。ツリーの飾り付け、楽しくて好きだし」

桜は楽しそうにオーナメントを手にしている。



それにしても ──。

「あいつら遅いな」


14時の約束だったのに、15時を過ぎても大野と三枝は来ていない。



── ピンポーン ──

インターフォンが鳴った。


「あ、来た！」

俺と桜は玄関へ向かう。



そして、ドアを開けると………


そこにはサンタのコスプレした２人が立っていた。



「メリークリスマス！１日早いけど～！」


ハイテンションな大野と三枝に、俺と桜は圧倒された。