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* 花音’s short story *
第6章 ◆ episode5 ** 一ノ瀬 桜 × 成瀬 涼 編
そして、キスをしようと顔を近付けた瞬間……
「涼って………」
桜の言葉で遮られる。
「もしかして、コスプレ好きなの?」
「え?」
「だって、学園祭の時も、ハロウィンの時も……ね?」
………確かに。桜がコスプレする度、俺発情してるかも。
「……うん。でもそれって桜だからだよ?桜だから興奮すんの!」
ベッドに押し倒して、唇を塞ぐ。
「んんっ………」
………桜が可愛いから。
好きだから、
キスしたくなる。
もっともっと奪いたくなる。
「桜。好きだよ」
「私も……好き」
・
・
・
「うわぁ。雪」
桜を家まで送るため、外に出るとふわふわと雪が舞っていた。
「来年も一緒に過ごせるといいね」
桜が微笑む。
「来年も……再来年も一緒に過ごせるよ」
── きっと10年後だって一緒にいる。
だって、俺はずっと桜に恋をし続けるから。
俺は桜と手を繋いだ。
その手には、色違いの手袋がはめられている。
fin
☆.。.†:*・゜☆.。† :*・゜☆.。†
「涼って………」
桜の言葉で遮られる。
「もしかして、コスプレ好きなの?」
「え?」
「だって、学園祭の時も、ハロウィンの時も……ね?」
………確かに。桜がコスプレする度、俺発情してるかも。
「……うん。でもそれって桜だからだよ?桜だから興奮すんの!」
ベッドに押し倒して、唇を塞ぐ。
「んんっ………」
………桜が可愛いから。
好きだから、
キスしたくなる。
もっともっと奪いたくなる。
「桜。好きだよ」
「私も……好き」
・
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「うわぁ。雪」
桜を家まで送るため、外に出るとふわふわと雪が舞っていた。
「来年も一緒に過ごせるといいね」
桜が微笑む。
「来年も……再来年も一緒に過ごせるよ」
── きっと10年後だって一緒にいる。
だって、俺はずっと桜に恋をし続けるから。
俺は桜と手を繋いだ。
その手には、色違いの手袋がはめられている。
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