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恋愛無双ーレンアイムソウー
第2章 初デート


いつもと変わらない日々が過ぎていき
今日は一週間後の日曜日。

山中との食事デートをする日になっていた。


いつもと変わったのは結子の生活習慣。

連絡先交換をしたものの
連絡を取り合うのは交換した当日と
デートの前日位だろうと考えていた結子は
毎日の様に山中から連絡くる事に
多少の気疲れを感じていた。


生活に支障はないはずが…

気疲れしてからベットに横になるとすぐ爆睡!
というループにはまってしまってから
結子にとっては大事件なのだ。


なぜならば…

寝る前の日課である〈カカシラブタイム〉でさえ
存分に遂行出来なくなっていたのだ。

結子にとってはある意味、禁欲週間。


「カ…カカシ様……私…ツラい…」


リビングのテーブルに突っ伏して
おでこをテーブルに擦りつけながら
嘆いている事、かれこれ30分…

頭の横にトンッとカップが置かれる。


「ホンット、大袈裟ねぇ」


顔を上げると蘭が呆れた表情をして
カップを持って立っている。


「ぁ…ありがと…」


結子が疲れた目を向けて掠れた声を出すと

蘭は一口コーヒーを啜って
コップをテーブルにそっと置き
静かな声を出す。


「カカシは逃げないんだから。
そんなんじゃ山中さんを逃がすわよ」


結子はそんな蘭をボーと見つめながら
単純な質問を投げ掛ける。


「ていうか…何で蘭いるの。…お父さんは?」

「ゆいこりんパパは仕事行ったわよ。
私はパパと入れ違いで来たの!」


盛大なため息を吐く蘭を見ながら結子は
あぁ、そうだった…と思い出す。


ーーー私の化粧や髪を
チェックしてくれるんだっけ…


「…めぐは?」


結子は恵がいない事に気付いた。


「めぐりんは少し遅れるって言ってたけど
もうすぐ来るんじゃない?」


結子がコーヒーを啜りながら軽く頷くと
それを見ながら蘭が顔を近付けてきた。


「それより、今どんな気持ち?」

「え…ツラいけど」
「違うわよ!緊張してるかって事!」

「あぁそっちね。緊張は…してないね」


結子がアッサリと言うと蘭は口角を上げた。


「へぇ…そう。緊張してないのねぇ。
でもねぇゆいこりん、ちゃんと分かってる?」

「何が?」


結子がキョトンとした表情をすると
蘭はテーブルに肘をついて更に顔を近付けてきた。

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