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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
いつしか彼の背に両手のみならず、両脚をさえもしっかりと絡ませていた自分。
『してない』に決まっていたが、自分の意識の及ばないところでこんな事をしていたなんて。
ひょっとするとひょっとするかも-頭を過り、慌てて取り消す。
いや、だからそんな事、自分はしていない-方法なんてのも知る由もないのだ。
大急ぎで自分の背から脚を下した泉夏に、秀王は微かに笑った。
「ほら-」
最後まで言わせなかった。
泉夏は真っ赤になりながら、彼が言わんとしていた事を全身を使って打ち消そうとする。
「だからそんなの…!」
強く叩くつもりなど当然なかったが、思わず泉夏の両手は高く上がった。
それはあえなく秀王によって奪われ、シーツに縫いつけられる。
互いの指を絡み合うように繋がれ、遠慮なく猛る肉塊を押し込まれた。
あんな恥ずかしい事など、間違っても二度と言われたりしないように。
泉夏は意識しながら彼を受け入れる。
特に下半身に必要以上の力を加えないように、頑張ってみるのだけれども。
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