この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
「いや。今日逢えたけどって言ってたから。十歳離れてるって院生…とか?」
「…では、ないかな」
曖昧に返答してみるが、龍貴は追及の手を休めない。
「あ…まさか大学の職員?」
「職員…いや…?」
嫌な汗が次々吹き出してくる。
龍貴の整った顔が、最高に意地悪く歪んだ。
「先生…講師か?」
見事に言い当てられ、泉夏はもう何も言えない。
ふうん-もの凄く手に負えないそれで、龍貴は泉夏を見た。
「な、なによ」
たじろぐ泉夏に顔を寄せて、龍貴は悪い笑みを重ねる。
「いや。そんなに若いなら、ネットでちょっと調べたらすぐ誰か分かりそうだなあって」
「調べる!?」
「冗談だ」
とてつもなく疑わしい両眼で言われても-ちっともジョークに聞こえない。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ