この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
大学の事務局に息も切れ切れに到着して早々。
窓口で対応してくれた職員に問う。
「あ…有栖川秀王先生は…新年度は、講義を担当されないのですか?」
髪を振り乱し、絶え絶えに言葉を発する泉夏に、職員は驚きながらもその事実を淡々と伝えた。
「有栖川先生は今月の三十一日付で退職されるので、新年度の講義は担当されません」
「…!!」
教えてもらったお礼を述べる余裕もなく、泉夏は事務局から駆けた。
嘘。
嘘。
嘘。
なに?
なに、それ?
今月って?
今日は何日?
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ