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桜の季節が巡っても
第1章 心恋の春
私、どうしたらいいの。
ねえ、有栖川先生-。
「人を好きになるのは理屈じゃない。こう見えても私、泉夏の気持ちはよく分かってるつもりだよ」
麻衣が、ぎゅっと抱きついてくる。
「私に出来る事ならなんでもするよ。応援する」
「…泣いてもいい?」
「駄目!私が泣かせたみたいじゃん」
「麻衣が泣かせたんだよ。嬉しい事言うんだもん」
「泣いてる暇あるなら、そのパンをさっさと食べなさい。午後の講義始まるよ。どうせ朝から胸がいっぱいで、何も食べれてないんでしょう?」
「…分かる?」
見事図星を指され。
泉夏は目を見開く。
「あんたの事なんてなんでもお見通しよ」
勝ち誇ったように、麻衣は鼻で笑った。
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