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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
「そういう欲は…元からあまりある方じゃない。例えどうしようもなくなったとしても、理性で抑えられない事なんてあるわけがないと思ってた。約束を破るような何かをしようだなんて。泉夏と一緒にいれるだけで十分だった。ベッドの中で抱き締めて…それだけで、もうほんとに。このまま朝までいたいって思った気持ちに嘘はない」
-なのに。
自分で自分が一番信じられなかった。
実際、既に信じられないような事をした。
穴があったら入りたいくらいの恥であったが、今更だった。
秀王は、はっきりと彼女に告げた。
「偽りはなかった。なのに、これ以上ないくらい泉夏と身体を寄せて合っていると…少しずつ、段々と、誤魔化しようのない欲が蓄積されていった。頭では理解しているつもりだったけれど…身体は別物だった。自分の欲望に一番正直だった。気付けばもう隠し通せないくらいに…泉夏を求めてた」
泉夏の頬は増々染まる。
しかし不快などではなかった。
その真逆の感情が次々押し寄せ、彼女を満たしてゆく。
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