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The one …ただ一人の…
第9章 退院祝い
朝日が差し込む。
目を開けると目の前に曄良の眠っている顔が見える。

「曄良…可愛い……」
幸せだ……

ふと日向は、自分のモノが締め付けられる感覚がした。
あ、繋がったまま寝てたんだ。

日向は既に曄良の中で大きくなりつつある物をどうしたものかと思案していたが、どうしても我慢出来ず、そのまま腰を動かし始めた。

『えっ……あっちょっと……日向…ダメ……あっ…やっ…あっ…ぁ…』

驚く曄良だが、すぐに甘い声に変わる。
日向は腰の動きをドンドン早めて曄良の奥を突き上げる。
「ごめん。曄良……でもっ……もう……イクっ……はぁぁっ……」

日向は欲望を吐き出すと、満足そうに曄良にキスをする。
曄良は、身体が動かず、寝返りも打てずにいた。

『ダメだよ……身体が…動かないよ。』
「ごめん、でも本当に気持ち良かった。」
『……もうっ…』

日向はゆっくり曄良から自分のモノを抜き、バスタオルを腰に巻き、バスルームに向かった。

ホットタオルを用意して、曄良の身体を綺麗にすると、新しいバスローブを着せてくれる。

「ちょっと、ソファに運ぶよ。」
そう言って、力が入らない曄良を抱きかかえ、ソファにそっと降ろす。

ベットのシーツを新しい物に変え、再び、曄良をベットに降ろす。
「まだ、寝てて良いよ。オレ、シャワー浴びてくるから。」
そう言って、ニッコリ笑ってバスルームに入って行った。
曄良は重だるい身体をなんとか動かすとシーツに包まって眠りについた。
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