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The one …ただ一人の…
第2章 危機
日向の前にバイトしていた如月という男は、曄良に執拗に交際を迫っていた。
曄良は、ちょっと怖い感じの如月が苦手で、交際を断り続けた。
そして、2階にマスターと住んでることを知っていた如月は、ある日、マスターが仕事の間に彼女の部屋を訪れ、彼女を襲った。
空手を嗜む曄良が手を出せない様にと、手錠を掛けられ、口はタオルで塞がれていた。
必死に抵抗して、机にあった花瓶が割れて、その音に気が付いたマスターが、曄良の元に駆けつけた。
曄良は、服は脱がされていたものの、その行為までは至っておらず、大事には至らなかった。
如月は、バイトはもちろん首になり、警察から曄良への接近禁止令を出されていた。


「その、如月って奴、オレに任せてくれませんか?ちょっと伝があるので。」
おいおいっ、とマスターは言った。
『伝って…ヤクザとか絡んでるとかないだろうな?コンクリートとか海から発見されたなんて嫌だぞ。』
「そんなことしませんよ。ヤクザの知り合いなんていません。」
そう言うと、
どれだけ信用されてないんだ、オレ…。
と呟く。
『からかって、悪かった。任せるよ。』
マスターは優しく笑って、日向の肩を掴んだ。


しばらくして、風の噂で、如月がどっかの会社に拾われ、海外勤務になったと聞いた。
『アイツ、何者なんだよ。』
マスターは、日向がどんな手を使ったのか不思議に思いながらも、素直に感謝した。
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