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The one …ただ一人の…
第15章 婚約者
金曜日。オフィスで日向は仕事をしていた。
電話が鳴り、山下が出る。
「あ、社長?日向さんですか?はい、わかりました。」
山下から、受話器を渡され、親父からだと言われた。
「どうした?」
『あ…大変言いにくいのだが……弥生さんから連絡があって……』
「え……」
『今、東京に来ているとのことだ…』
「…今更……オレはもう関係ないよ。」
日向は、イライラしながら机を叩いた。
『それは、解ってるが…曄良ちゃんも含めて気をつけた方がいい…』
「親父が蒔いた種だろ?あんたがなんとかしろよ!」
『こちらも手は尽くすが、一応知らせておいた方が良いかと。取り敢えず、また何かあったら連絡する。』
ガチャン ツーツーツー
「切りやがったな!」
クソ親父!そう言って日向は受話器を投げつけた。
会話の脈絡が掴めない山下は、日向に視線を向けた。
『どうかされましたか?』
「……真希が……」
『真希?さんですか?どちらの?』
日向は、頭を抱えデスクに座り込んだ。
真希は、親父の取引先の娘。
日向が高校生の時、親父に頼まれて見合いみたいな事をさせられた。真希は、日向より1つ年下で、まあ可愛い部類に入る女の子だった。
親父は、結婚とかはまだ早いから、気楽に付き合えばいい…などと言っていた。
その頃の日向は、相変わらずモテてはいたが、日向が心を許す相手はいなかった。
真希にも、心を許す事は出来なかった。
そんなある日、真希は日向をデートに誘った。成り行きで、彼女の家に誘われ、日向は気乗りしなかったが、行く事にした。
真希の家には誰もいなかった。真希と二人きりになった日向は、なんとなく居心地が悪かった。
『真希、オレ、やっぱり帰るよ。』
「ダメ……」
そう言って、日向に抱きついてくる。
『離せよ。』
真希は、日向の手を取り、自分の胸に引き寄せる。
「ね……しよ?」
『アホ、しないよ。』
真希は、着ていたTシャツを脱ぎ捨て、スカートも脱いだ。下着姿になった真希は、日向に抱きつく。
流石にそこまでされたら、日向も男。思わず反応してしまう。
すかさず、真希は日向のベルトを外すと、日向のモノを取り出した。そしてそっと口に含んだ。
「くっ…やめろよ……うっ…」
その行為に、少し戸惑いながら、日向はもう我慢出来ない欲求が爆発しそうだった。
電話が鳴り、山下が出る。
「あ、社長?日向さんですか?はい、わかりました。」
山下から、受話器を渡され、親父からだと言われた。
「どうした?」
『あ…大変言いにくいのだが……弥生さんから連絡があって……』
「え……」
『今、東京に来ているとのことだ…』
「…今更……オレはもう関係ないよ。」
日向は、イライラしながら机を叩いた。
『それは、解ってるが…曄良ちゃんも含めて気をつけた方がいい…』
「親父が蒔いた種だろ?あんたがなんとかしろよ!」
『こちらも手は尽くすが、一応知らせておいた方が良いかと。取り敢えず、また何かあったら連絡する。』
ガチャン ツーツーツー
「切りやがったな!」
クソ親父!そう言って日向は受話器を投げつけた。
会話の脈絡が掴めない山下は、日向に視線を向けた。
『どうかされましたか?』
「……真希が……」
『真希?さんですか?どちらの?』
日向は、頭を抱えデスクに座り込んだ。
真希は、親父の取引先の娘。
日向が高校生の時、親父に頼まれて見合いみたいな事をさせられた。真希は、日向より1つ年下で、まあ可愛い部類に入る女の子だった。
親父は、結婚とかはまだ早いから、気楽に付き合えばいい…などと言っていた。
その頃の日向は、相変わらずモテてはいたが、日向が心を許す相手はいなかった。
真希にも、心を許す事は出来なかった。
そんなある日、真希は日向をデートに誘った。成り行きで、彼女の家に誘われ、日向は気乗りしなかったが、行く事にした。
真希の家には誰もいなかった。真希と二人きりになった日向は、なんとなく居心地が悪かった。
『真希、オレ、やっぱり帰るよ。』
「ダメ……」
そう言って、日向に抱きついてくる。
『離せよ。』
真希は、日向の手を取り、自分の胸に引き寄せる。
「ね……しよ?」
『アホ、しないよ。』
真希は、着ていたTシャツを脱ぎ捨て、スカートも脱いだ。下着姿になった真希は、日向に抱きつく。
流石にそこまでされたら、日向も男。思わず反応してしまう。
すかさず、真希は日向のベルトを外すと、日向のモノを取り出した。そしてそっと口に含んだ。
「くっ…やめろよ……うっ…」
その行為に、少し戸惑いながら、日向はもう我慢出来ない欲求が爆発しそうだった。