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The one …ただ一人の…
第15章 婚約者
曄良は、身体を拘束されたまま、マンションの一室に連れて行かれた。
大きなベッドに投げ出され、手首と足首をベッドの柵に繋がれた。身動きが取れない。
「あら…いい格好ね?」
真希が、部屋の奥から現れた。
『真希さん……』
「あら、もうバレてるのね。残念。」
真希は、ハサミを取り出し、曄良の服にゆっくりとハサミを入れていく。
「ねぇ?日向との婚約……解消してよ?」
『嫌です。』
曄良の肌が、どんどん露わになっていく。
「婚約解消してくれるなら、このまま、綺麗なまま帰してあげるわ。」
『出来ません…』
真希は、男たちに指示を出す。
既に服が役に立たない状態になっている。
男は、曄良に目隠しをした。
そして、何やらぬるぬるした物を身体に塗っている。
以前日向に使った媚薬だ。
次第に曄良の身体が疼きだした。
『ん…あ…なっ…』
真希はクスクスと笑っている。
「感じてきたかしら?」
「この身体には、日向感じるのね。」
真希は曄良の身体に微かに残っている紅い華を指で辿る。
「目隠ししてると…余計に感じるのよね。」
真希は、曄良に覆いかぶさると、耳朶に息をかける。
「いや……あ…」

『真希さん、ソロソロ……』
「あなた達も待てないの?いいわ。その代わり、ゆっくりと焦らして、気が狂うくらいにね……!」
そう言うと、真希は近くのイスに腰を掛けた。

男はニヤニヤ笑うと、ローターを手にしている。
ヴィィィィィィィ
音を立てながら、男は曄良の胸の先端の淵をなぞる。
「ああ…いや……ヤメ……っ…」
曄良は、身体を捩らせ逃げようとする。
もう1人の男は、曄良の太腿に手を這わせ、撫で回す。
際どい処まで這わせ、また遠退いていく。
曄良は、薬の所為で身体が疼き、曄良の中からは蜜が溢れ出していた。
「ん……あ…いや……っ…あ…あ…」
曄良が、動くたびに、手首に巻かれたロープが食い込み、血が滲む。
『すげぇ…肌が吸い付くぜ。堪んねぇ……』
胸をローターで刺激している男はもう片方の胸を手のひらで揉みながら、呟く。
曄良は焦らされて変になりそうだった。自然に腰が動き、唇を噛みしめる。
『上手におねだりしろよ……イキたいんだろ?』
曄良は首を振り、拒否する。
男は、曄良の耳元で囁く。
『どこまで我慢出来るかな?』
そう言うと、耳の中をクチャクチャと舌で犯した。
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