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The one …ただ一人の…
第15章 婚約者
「ここからは、私が運転しますよ。」
山下が申し出て、日向が心配したが、人の運転だと落ち着かないと言われ、拗ねた日向を曄良が宥めた。
『山下、酷い!』
後部座席で、曄良に甘えながら、山下に抗議した。
「日向さんの運転が怪しいとは言ってませんよ?」
曄良は、日向から慰めろと言われ、頭を撫でている。
山下が、お二人とも、ホテルで良いですか?と聞いてくる。
「私は、家に帰ります。」
日向の顔色が変わった。
『ダメだよ!今夜も泊まって?』
曄良は、日向に抱きしめられたが、背中をポンポンとして宥める。
「明日からまた仕事だし。」
『泊まって、朝帰ればいいよ。ね?』
「だって……」
曄良は赤くなって俯くと、日向に言った。
「また、止まらなくなるでしょ……」
『曄良?』
「仕事にならなくなっちゃうから……」
『あ。でも……じゃ1回だけとかに決めよ?』
日向は、食い下がる。
「……い…の……」
『えっ?』
「私が…我慢……出来ない…から」
日向は真っ赤になる曄良を、隠すように抱きしめた。
『曄良……そんな事言われたら……』
日向は、曄良の頬に手をやり、唇を重ねた。
『可愛い…じゃ我慢するから……』
曄良の耳元で甘い声で囁く。
『着くまで、キスさせて……』
曄良は、潤んだ瞳を日向に向けると、自分から日向の唇に重ねた。
一瞬目を見開き、驚く日向だったが、曄良を抱きすくめ、甘いキスをゆっくりとして、2人は蕩けていった。
『曄良……』
「……ん…ん…っ…」
曄良の甘い声で、煽られ、そのまま押し倒したくなる衝動を、日向は抑え、曄良の唇を味わった。
山下は、そんな2人を顔を赤らめ見守った。
「やれやれ……当てられっぱなしですね。」
ニヤニヤ笑いながら、曄良の自宅を目指した。
山下が申し出て、日向が心配したが、人の運転だと落ち着かないと言われ、拗ねた日向を曄良が宥めた。
『山下、酷い!』
後部座席で、曄良に甘えながら、山下に抗議した。
「日向さんの運転が怪しいとは言ってませんよ?」
曄良は、日向から慰めろと言われ、頭を撫でている。
山下が、お二人とも、ホテルで良いですか?と聞いてくる。
「私は、家に帰ります。」
日向の顔色が変わった。
『ダメだよ!今夜も泊まって?』
曄良は、日向に抱きしめられたが、背中をポンポンとして宥める。
「明日からまた仕事だし。」
『泊まって、朝帰ればいいよ。ね?』
「だって……」
曄良は赤くなって俯くと、日向に言った。
「また、止まらなくなるでしょ……」
『曄良?』
「仕事にならなくなっちゃうから……」
『あ。でも……じゃ1回だけとかに決めよ?』
日向は、食い下がる。
「……い…の……」
『えっ?』
「私が…我慢……出来ない…から」
日向は真っ赤になる曄良を、隠すように抱きしめた。
『曄良……そんな事言われたら……』
日向は、曄良の頬に手をやり、唇を重ねた。
『可愛い…じゃ我慢するから……』
曄良の耳元で甘い声で囁く。
『着くまで、キスさせて……』
曄良は、潤んだ瞳を日向に向けると、自分から日向の唇に重ねた。
一瞬目を見開き、驚く日向だったが、曄良を抱きすくめ、甘いキスをゆっくりとして、2人は蕩けていった。
『曄良……』
「……ん…ん…っ…」
曄良の甘い声で、煽られ、そのまま押し倒したくなる衝動を、日向は抑え、曄良の唇を味わった。
山下は、そんな2人を顔を赤らめ見守った。
「やれやれ……当てられっぱなしですね。」
ニヤニヤ笑いながら、曄良の自宅を目指した。