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The one …ただ一人の…
第19章 魅惑のドレス
『今、戻りました。』
「うわっ、本当に帰ってきた!」
山下は驚きの声を上げた。
『戻るって言っただろ?』
日向は少し不貞腐れながら、デスクに座って書類を見ている。
「曄良さん、大丈夫でしたか?」
『ん、大丈夫になった。という方が合ってるな。』
「えっ?」
携帯充電切れてるのも忘れ、メシもろくに食わず、仕事もうわの空になってた。
「そんな……」
『心配するな。もう、大丈夫だ。』
日向はニッと笑うと、仕事に戻った。
ふと思い出した様に、山下に言った。
『今週末、少し時間作りたい。』
「曄良さんとデートですか?」
『曄良のドレスを選びに……』
山下は日向の目の前で、視線を送った。
『山下。視線がうるさい。』
山下はさらに瞬きをする。
『来ればいいだろ?ただ、邪魔するなよ!』
「はいっ!ありがとうございます。」
何なんだよ。
変だろ?花嫁1人に、男2人付き添いって。
あの後、一緒に来たい人々は次々と増えた。
まず親父、親父の秘書の桜井。
マスターも、もちろん挙手をした。
「嫌です!」
曄良が猛然と抗議した。
花嫁1人に、男5人はさすがに…
親父達とマスターは、当日のお楽しみという事にしてもらい……
「うわっ、本当に帰ってきた!」
山下は驚きの声を上げた。
『戻るって言っただろ?』
日向は少し不貞腐れながら、デスクに座って書類を見ている。
「曄良さん、大丈夫でしたか?」
『ん、大丈夫になった。という方が合ってるな。』
「えっ?」
携帯充電切れてるのも忘れ、メシもろくに食わず、仕事もうわの空になってた。
「そんな……」
『心配するな。もう、大丈夫だ。』
日向はニッと笑うと、仕事に戻った。
ふと思い出した様に、山下に言った。
『今週末、少し時間作りたい。』
「曄良さんとデートですか?」
『曄良のドレスを選びに……』
山下は日向の目の前で、視線を送った。
『山下。視線がうるさい。』
山下はさらに瞬きをする。
『来ればいいだろ?ただ、邪魔するなよ!』
「はいっ!ありがとうございます。」
何なんだよ。
変だろ?花嫁1人に、男2人付き添いって。
あの後、一緒に来たい人々は次々と増えた。
まず親父、親父の秘書の桜井。
マスターも、もちろん挙手をした。
「嫌です!」
曄良が猛然と抗議した。
花嫁1人に、男5人はさすがに…
親父達とマスターは、当日のお楽しみという事にしてもらい……