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The one …ただ一人の…
第19章 魅惑のドレス
「すごいですね!曄良さん、どれが似合いますかね。」
ドレスショップに来ると、山下が先頭を切って入っていく。
スタッフの人は、
「まぁ、新郎さん、随分積極的で」
なんて声を掛けてくる。
『新郎、オレなんですけど。』
横にいた日向が苦笑いする。
「まぁ!失礼いたしました。」
曄良はショップに入ると、スタッフに言った。
「司さん、います?」
あ、社長のお知り合いでしたか。
というと、スタッフは呼びに行く。
「2人共、驚かないでね。ちょっと変わった人……」
『あーきーらーちゃーん』
背の高い、すらっとしたスタイル。
茶色に金髪のメッシュが入った髪はサラサラして、顔は綺麗に整っている。
イケメンは曄良を抱き上げると、クルッと廻る。
そして、ぎゅーと抱きすくめた。
日向と山下はポカンと口を開ける。
「つ、司さん。苦しい…。」
『ごめんなさいっ!つい、いつもの癖で。ハグ強かった?』
だって、曄良ちゃん。今日は一段と可愛くて!
そう言って、もう一度ぎゅーとされる。
『で、曄良ちゃん、この食べたくなる様なイケメンは誰かしら?』
艶のある瞳で、見られた日向と山下は2人共後退りした。
「此方が、私の婚約者の日向さんで、此方は日向さんの秘書をしている山下さんです。」
司は2人をジッと見つめる。
『2人共、私と一緒ね。曄良ちゃんが大好きって顔に書いてある!』
そう言うと、司は日向の側に行き、突然身体に触りだした。
『なっ、何をするっ!』
『ちょっとジッとして。』
そう言うと、肩から腰の辺りを触ってくる。日向は曄良に助けを求める。
『あっ…曄良?』
「大丈夫だよ。」
大丈夫じゃないだろ?此奴、ゲイ…だよな?
そう思いを巡らしていると、ふと司が手を離した。
『曄良ちゃんのはわかってるから、ちょっと待っててね。』
『曄良、何なんだ。アイツは。』
曄良はクスクス笑っている。
「サイズ測ってたのよ。」
司はそう言うと、新郎用のスーツを持ってきた。
ドレスショップに来ると、山下が先頭を切って入っていく。
スタッフの人は、
「まぁ、新郎さん、随分積極的で」
なんて声を掛けてくる。
『新郎、オレなんですけど。』
横にいた日向が苦笑いする。
「まぁ!失礼いたしました。」
曄良はショップに入ると、スタッフに言った。
「司さん、います?」
あ、社長のお知り合いでしたか。
というと、スタッフは呼びに行く。
「2人共、驚かないでね。ちょっと変わった人……」
『あーきーらーちゃーん』
背の高い、すらっとしたスタイル。
茶色に金髪のメッシュが入った髪はサラサラして、顔は綺麗に整っている。
イケメンは曄良を抱き上げると、クルッと廻る。
そして、ぎゅーと抱きすくめた。
日向と山下はポカンと口を開ける。
「つ、司さん。苦しい…。」
『ごめんなさいっ!つい、いつもの癖で。ハグ強かった?』
だって、曄良ちゃん。今日は一段と可愛くて!
そう言って、もう一度ぎゅーとされる。
『で、曄良ちゃん、この食べたくなる様なイケメンは誰かしら?』
艶のある瞳で、見られた日向と山下は2人共後退りした。
「此方が、私の婚約者の日向さんで、此方は日向さんの秘書をしている山下さんです。」
司は2人をジッと見つめる。
『2人共、私と一緒ね。曄良ちゃんが大好きって顔に書いてある!』
そう言うと、司は日向の側に行き、突然身体に触りだした。
『なっ、何をするっ!』
『ちょっとジッとして。』
そう言うと、肩から腰の辺りを触ってくる。日向は曄良に助けを求める。
『あっ…曄良?』
「大丈夫だよ。」
大丈夫じゃないだろ?此奴、ゲイ…だよな?
そう思いを巡らしていると、ふと司が手を離した。
『曄良ちゃんのはわかってるから、ちょっと待っててね。』
『曄良、何なんだ。アイツは。』
曄良はクスクス笑っている。
「サイズ測ってたのよ。」
司はそう言うと、新郎用のスーツを持ってきた。