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The one …ただ一人の…
第21章 新婚旅行?
「日向…痛いよ……」
腕を強く掴まれ、曄良の腕に痛みが走る。
『あっ、ごめん……』
日向は腕を離し、曄良の手を取ると部屋へ急いだ。

部屋へ入ると、布団が敷かれており、何となく艶かしい感じがして恥ずかしかった。
日向は少し酒が入っている為、目がトロンとしている。
『曄良……』
曄良の両手を掴むと、布団にゆっくり押し倒した。
そのまま、唇を重ねゆっくりと舌を差し入れる。日向のアルコールの香りが、口の中に広がる。舌を絡め、歯列をなぞる。

「ん………っ……ん……んん……」
曄良から甘い吐息が漏れ、その声に日向は煽られる。

『曄良……いい声…』
耳元で、囁きながら、耳に舌を這わす。
耳朶を口に含み舌で転がす。クチュクチュと音を立てながら、耳の中を舐めまわした。
首筋に舌を這わせ、キスを落としながら、ゆっくりと浴衣の紐を外す。
浴衣を脱がすと曄良の胸が露わになり、既に反応を示した先端が日向を誘っていた。

『曄良……感じてるの…』
そう言うと、敏感になった先端を口に含み、舌で転がす。

「ん…ぁぁ……ぁぁんっ……ぁぁ」
もう片方に手をやり、ゆっくりと揉みしだくと先端を摘む。

「あ…ぁぁ……っ」
曄良は身体を反らせ、震えながら、上り詰めて行く。
口に含んでいた先端に歯を当てた。

「あ…あああぁぁ……っ」
曄良は一度目の絶頂を迎え、疼く自身の中を脚を擦り合わせ耐えていた。

『曄良…イク顔、可愛い…』
潤んだ瞳を微かに開け、日向を見つめる。

『曄良……』
名前を呼びながら、太腿に手を這わす。
濡れているであろう、其処へは到達せず、微妙な所で行き来し、曄良を焦らしていく。

「ん……ぁぁ……いやっ…焦らさ……ない……で…」
『曄良……どうした?』
日向は意地悪く言う。

「ん……やっ…お願……い…」
『どうして欲しい?ちゃんと言って』
曄良の頬に涙が溢れる。日向はキスでそれを拭った。
『言って……どうして欲しい?』

「あ…ちゃんと……触って……」
『どこ?』
「あ…っ…いじわ…るっ……いやっ…」
『ちゃんと言わないとわからないよ。』
日向は更に際どい所まで手をやり、また遠のいていく。

曄良は自ら脚を開き、日向の手に指を絡め、曄良の其処へ導く。
「もう……お願い……中を…」
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