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第23章 The one

「ん…あ…奥に……ぁぁ…いい…」
日向は腰をグラインドさせながらゆっくりと奥を突く。曄良は恍惚とした表情を浮かべ、日向のモノを感じた。
『曄良…その顔……唆られる。』
日向はゆるゆると動かしていた腰を、徐々に早めながら、突く場所によって変わる曄良の表情を味わった。
「ああ……そこ……ん…ああ……ぁぁ…」
『ここが良いのか？』
そう言うと、日向は曄良が反応した処を執拗に突き上げた。
「あっ…あ…ぁぁ…ひな…た…」
潤んだ瞳で日向を見つめ、甘美な喘ぎ声をあげている。
「曄良っ…もっと…呼んで」
そう言うと、日向はさらに腰の動きを早めた。
「あ…ひな…た…ぁぁ…ひな…た…好き……」
『曄良……もっと…』
「ああ……ひな…た…ぁぁ…」
日向は曄良をさらに激しく突きまくる。
曄良はシーツにしがみついて、押し寄せる快感を感じていた。
「ああ……ひな…た……」
『曄良……愛してる……一緒に…』
日向はシーツにしがみついていた曄良の手をしっかりと握った。
さらに激しく曄良の最奥を突きまくった。
「ああ……ひな…たあああぁ……」
『曄良っ…あ…くっ…あ…はっ…』
2人同時に果て、ベットに倒れこんだ。
曄良は身体の震えが止まらない。
日向のモノからドクドクと欲望が吐き出されている。
『あ…止まんねぇ。』
曄良のおでこにキスを落とす。
『ダメだ。まだ……』
曄良が日向に抱きついてくる。
『……2人目出来るかな…』
曄良が、クスクスと笑った。

『ね、もう一回しよ！』
「えっ…また？」
『まだ、1週間分してないよ？』
そう言って、再び日向は曄良の唇にキスをした。