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The one …ただ一人の…
第8章 波乱のプロポーズ
退院の日。
日向はカフェBAR「ライル」でアルバイトしていた。

「日向、そろそろ出ていいぞ。迎えに行くんだろ?」
マスターはテーブルを拭いていた日向に声を掛けた。

『マスター、今日外泊許可をもらって良いですか?』

外泊許可?なんだそれ。
ちょっとイラっとしているマスターを横目に日向は続けた。
『今日退院したら、曄良とそのままデートして…』
日向はマスターの耳元で
『今夜は帰さない…って言おうと思うんですけど。』

マスターの顔色が一気に変わった。
「おまえ…それって…て言うか兄貴の許可必要か?…曄良も良い大人だぞ、あれでも。」

だって、キス以上のことする時は許可取れって。
あ!そんな事言ってたな。なんて惚けてる。

『それと、プロポーズします。』

マスターが目を見開いて驚いていた。

「プロポーズって、おまえまだ学生の分際で何偉そーな事言ってるんだよ。それに、おまえ田舎の民宿継ぐんだよな。曄良は民宿の女将さんにはならないと思うぞ」

OKする訳がない!
と、ドヤ顔のマスターに日向は申し訳なさそうな顔をして言った。
『その民宿の下りに関してなんですが、マスターに謝らないといけない事が…』
マスターは怪訝そうに日向を見つめた。
『実は…。』
「はあああああああああっ?」
次の瞬間マスターの驚きの声が店内に響き渡った。
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