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第8章 波乱のプロポーズ

「あ…ぁぁ…ダメ…あ…ぁぁ…いい…」
曄良は身体を震わせながら、弓なりに反らせるとヒクヒクと脚を震わせた。

「イッたね？」
日向は着ていたシャツを脱ぎ捨てる。鍛え上げられた腹筋が綺麗に整った身体を、曄良は潤んだ瞳で見つめる。

『そんなに見つめたら、恥ずかしいよ。』
曄良は頬をピンクに染めた。

曄良の首に腕を回し、抱きしめるようにして身体を密着させ、再び曄良の脚を開き、今度は日向の長い指を曄良の濡れている中へゆっくりと挿れた。

「ああっん…いやっ…ダメ…ん……ん…」
指をゆっくり抜き差しして、曄良の熱を味わう。挿れると吸い付くように締め付けてくる曄良を堪能しながら、指を増やし、バラバラと動かす。曄良の良いところを探していた。
「ああっ…あ…ん……や……」
曄良の中が締まり、感じてる所を知らせてくる。

『ここが良いんだ。』

曄良の良いところを探り当てた日向は、執拗にそこを攻めた。

「ああっ…やっ…あっ、あっ、あっダメっ…んんっ…いっ……イクっ！！」

身体を反らせ、ピクッピクッと震わせ、曄良は2度目の絶頂に達した。

『曄良、綺麗だよ。』

「はっ…あ…ん…」

呼吸の荒くなった曄良を見ながら、日向は自分のベルトを外して、ズボンを脱いだ。ボクサーパンツも脱ぎ捨てると、大きくなった日向の其れを曄良の其処に充がった。

『クッ…キッィ…力抜いて。』

曄良の蜜を掻き分けながら、奥へ奥へと押し進める。

「ああっ…あっ……」
曄良は日向が自分の中へ入っていくのを感じる。曄良の頬に涙が伝う。曄良の奥まで到達すると、動かないまま、曄良にキスをした。

『全部入ったよ。』

背中に回された曄良の手に力がこもり、涙が頬を伝う。
その涙を日向はキスで拭うと、少しづつ動き始めた。
ダメだっ、良すぎて持たない。
腰をゆっくり動かし始めると直ぐに持って行かれそうになる。キュっキュっと締め付ける曄良に翻弄される。

『曄良っ、それダメ……ん…くっ！』

「あっ…ん…や…ああ……ん…」
曄良はオレの動きに合わせて喘ぎ、腰をくねらせる。
声、色っぽくて堪らない……。
この締め付け、無意識なのか？
ダメだ。ますますます曄良にハマりそうだ。
そんな事を思いながら、日向は限界を感じていた。