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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第8章 熱くなる胸
「ハァハァッ…ぇ…!?」
《 僕になら…君のぜんぶ、見せてくれる? 》
どうして…?
気が付くと、ソファーに優雅に腰掛けている男が別人に変わっていた。
“ スミヤさん……! ”
冷たい目のハルトはどこかに消えた。
代わりにあるのは、熱く注がれる蒼色の視線。
《 大丈夫……恥ずかしがらなくて、いいから 》
「……!! ‥スミヤ‥さん」
優しい声が、直接 頭に響いてくる…。
“ そっか…思い出した ”
ドク...ドク...
わたしの身体がこんなふうに変になったのは
たぶん、スミヤさんのせいだ。
あの人に悪戯なウインクをされた時から、わたしの胸はドキドキとうるさくて…。
「…スミヤ‥さ‥ん‥// ─…は‥ぁぁ」
彼の名前を口に出すと
しっくりとくる自分がいる。
《 そのまま…イッてみせて 》
「‥ソン ナ‥‥ああ‥ッ、アっ!アっ!‥‥イッ、ぁ‥、…あああ……!!!」
ビクッッ
「…あああッ──///」
……わたし
どうして、こんな事