この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第16章 Mission.2 ~ 逃避せよ


──


「あの…ッ!…さすがに、そこまで一緒は…!!」


「……」


「お願いしますっ!…手錠が外れるまで我慢してくれませんか───…って、あれ」


「…あんた、本当に馬鹿だね」


トイレまでの狭い廊下を曲がりながら、なんとかそれだけは許して欲しいと抵抗するミレイ。

トイレの扉の前にきたところで、頭を下げて頼む彼女だったが…

カルロはそこを素通りした。



「……?」

「こっちに、来い…」


トイレを通りすぎた突き当たりには、店の裏につながった勝手口がある。

カルロは真っ直ぐそこに進んで戸を開けた。



ギイッ....



きしみながら開いた勝手口。



「どうして、こんな所から外に…?」

「店の入り口。─…刺客が、待ち伏せしていた」

「……!」

「このまま店を離れる…」


ミレイは全く気付けていなかった。

なんの警戒もなしに考え事をして……

まさか、刺客に見張られていたなんて。


/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ