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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第19章 気になるひと

何故かドーベルマンと兄弟な彼である。雰囲気こそ兄と違うもののハイスペックなのに変わりない。

「…ななな…なんすかっ…」

「とくに用はないけれどね」

ナツは瞬間的に顔をひきつらせ、そして反射的に身を引いた。

椅子から立ち上がり、現れたスミヤと距離をとる。

「久保山くん?大丈夫?なんだか様子が…」

「…だッ…いじょうぶに決まって──」

その反応の速さといったら、ミレイが心配するほどだ。


そういえばナツは、自室にミレイを保護したあの日を境に、スミヤの話題になるだけで途端にびくびくしている…。

やっぱりスミヤに何かされたのでは…

そう思って聞いてみても、ナツは何もなかったと言い張るのだ。


“ 苦手…なのかなッ? ”


この二人の間にいったい何が?


怯えているように見えるナツ。

ミレイは彼を庇うために、代わりにスミヤに話しかけた。

「あの…どうか、しましたか?」

「君に会いに来ただけと言ったら?」

スミヤは椅子の背もたれに手を置くと、顔を近付けてミレイに迫る。


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