この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第21章 兄弟喧嘩

泣きながら声をはり興奮していたせいで赤かったミレイの顔は、違う意味でますます赤みを増した。

恥ずかしい…。




「…ハっ、何だよその間抜け面は」

ハルトは彼女から唇を離し、カルロに顔を向けて言い放つ。


「それが興味ないって顔かよ?」

さっきまでの仕返しだとでも言いたげに、笑い返していた。

ミレイから見れば彼は普段と変わらずの無表情なのだが、その僅かな差を兄弟であるハルトは見逃さない。


「悔しいって顔に書いてあるぜ」


「──…」


「…チ…腰抜け」


ハルトが馬鹿にした様子でけしかける。

しかしカルロは無言のままで、ぴくりとも動かなかった。


「ならてめぇはそこで見てろ。こいつの身体中に俺の印を植え付けてやる…!!」

「ハルトくん!…手…どけて…!」

「……大人しくしとけ」

「…っ…本気なの…!?」


ハルトはこのまま続けるつもりなのか──?

実の兄の目の前で。



/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ