この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第25章 書庫

この行為が愛情の表れであることを、保証してくれる物は何もない。
いつもと違うこの強引さを、喜びたいのだと願っても──。
「…ひ、‥ゃ‥‥ッ‥」
「……っ、ハァ…」
「‥イ…っ‥ク──//」
身体だけは本当に素直で。
好きな人からの愛撫に、いとも簡単に降伏する。
「…ッ─はぁ‥っ……は、っ……カルロ…サ ン…!!」
「……」
「まっ…待って、ッ…// ハァ‥っ……い、ま、…イッタ……ば、かり‥…っ、だから」
「──…?」
「…ッ…!? …な、に…?」
──その時
部屋の外から声がした。
「…ハァ‥っ…ハァ…っ、──…わた、し…?」
外の声はミレイの名を呼んでいる。
誰の声かはよくわからない。
「ハァハァ、だ、れ‥‥!?」
「──…余裕だな、あんた」
「…ッッ…!! あ、…!」
書庫の入り口に目をやった
…彼女のその反応が気に食わなかったのか。
カルロは蕾に唇で吸い付いた後、尖らせた舌先で押し潰し、彼女を快楽の頂きまで一気に引き上げた。

