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第30章 欠けた愛を 抱きしめて

「…これだって…─ｯ…」

「‥ｯん‥// ‥、ぁぁっ」


ズ ﾁｭ ─‥


「あんたのエロい顔が見たくて…やってる…」


カルロがミレイの腰を抱え直して、自身の下半身を突き上げる。

ミレイの背がのけぞり、途端に彼女は目を細めた。


「あんたを喘がせてると興奮する。…こんなふうに…っ…俺を欲情させるのは、あんただけだ」

「…ぁ‥//─はｯｯ‥…ああ‥!! …アっ‥」

「泣きながら悶えなよ……っ、もっと」

「…ぁｯ‥アっアっ‥!! アっ‥」

「もっと……ｯ」

「‥アっ‥ｯﾊ、ｧ‥‥アっ！」


連続して粘膜を淫らに揺さぶる律動は、激しいリズムを持って繰り返され、ミレイを喘がせる。

その一発、一発の重量感が

彼女の口から意味のある言葉を奪い…従順なヨガリ声に変えてしまった。