この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第6章 誤解

「誰…!?」

いきなり声がしたのは
障子をはさんで廊下の隣──。

障子は中途半端に開いており、そこからのぞく畳の部屋から人が現れた。


和装姿の男──


「あなたは…!」

「おはよう、枢木さん」


身構えていたミレイは、相手の顔を見て緊張の糸を解いた。


「はじめまして…ではないな、昨日会ってるし」

「どうしてここに?」


雑じり気の無い、真っ黒な色をした髪。
蒼い瞳と…目の下のホクロ。


…食堂で会った男だった。

彼女の髪を掴むハルトを、下品だからやめろと言って窘( タシナ )めた人物。


あの時は洋服を着ていたのに、今は和服に身を包む彼は、どうしてここにと聞くミレイを笑った。


「ハハっ、君がそれを聞く?」


嫌味な笑い方ではなかった。



/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ