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花咲く夜に
第7章 離脱
『……タバコ吸っていいか?』
『うん。
私も1本ちょうだい』
窓を開けて星空の下、
小型車はトコトコと農道を行く。。
音楽もかけずに、
2人は無言で………
だけど時折手を重ねながら静かな夜道を走った。
『珈琲買おう』
途中、
夜中まで営業している珈琲&ジャンクフードショップのドライブスルーに寄る。
『私、
シェイクも飲みたい』
ストロベリーシェイクと、アイス珈琲。
それにミニアップルパイも買い、
少し街に近付く。
田舎の道路は交通量も道の数も少ない。
そのため、ナビに頼らなくとも道順はかなり分かり易いという利点がある。
めぐるは『夜景見よっか』と小高い地域へと車を進入させた。
『あ〜〜〜気持ちいいねー♪』
初夏の夜の涼しさ。
めぐると貴斗は丘に有る公園に停車して、
外へ出た。
草木が繁り、
夏を迎えようと虫たちが大合唱していた。
『あれ、
あのスーパーの光だな。
ピンクの看板が遠目に見えるなぁ』
『うん。
こうして高い丘から見ると面白いね。
あれが高速でしょ?
車のライトが動いてる』
『うん。
私も1本ちょうだい』
窓を開けて星空の下、
小型車はトコトコと農道を行く。。
音楽もかけずに、
2人は無言で………
だけど時折手を重ねながら静かな夜道を走った。
『珈琲買おう』
途中、
夜中まで営業している珈琲&ジャンクフードショップのドライブスルーに寄る。
『私、
シェイクも飲みたい』
ストロベリーシェイクと、アイス珈琲。
それにミニアップルパイも買い、
少し街に近付く。
田舎の道路は交通量も道の数も少ない。
そのため、ナビに頼らなくとも道順はかなり分かり易いという利点がある。
めぐるは『夜景見よっか』と小高い地域へと車を進入させた。
『あ〜〜〜気持ちいいねー♪』
初夏の夜の涼しさ。
めぐると貴斗は丘に有る公園に停車して、
外へ出た。
草木が繁り、
夏を迎えようと虫たちが大合唱していた。
『あれ、
あのスーパーの光だな。
ピンクの看板が遠目に見えるなぁ』
『うん。
こうして高い丘から見ると面白いね。
あれが高速でしょ?
車のライトが動いてる』