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花咲く夜に
第3章 興味
土日は受付は休み。
内勤として配達するべき荷物を用意する。
貴斗を入れて、社員&バイトが4人いる。
皆顔見知りである。
他2人は地元のおばちゃん。
『なぁ。
お前、なかなかやるな』
曽根崎がポソリと呟く。
『何が』
『あの子……めぐるちゃん美人だよな。
どこで引っ掛けた??
ナンパ?』
『違いますよ、
そういうのじゃなく友達です(嘘)。
働き手が欲しかったの』
『ホントかぁ〜?
怪しいぞ。
お前、翳りが意外と女受けするからなー』
『翳り?ないよ、そんなん』
『いや、
微妙にあるね。
一見女っ気もない普通の若者だけど』
『奥さんと杏奈【アンナ】ちゃん元気?』
『元気だよー。
てか毎日近所歩いてるだろ。こないだの連休にさ〜〜〜〜〜…』曽根崎は大阪への旅行の話をした。
1泊の家族旅行の話。海遊館で子供に鮫を見せたのだという。
貴斗は、
聞きながらも胃の辺りに生まれた不快感を堪えた。
内勤として配達するべき荷物を用意する。
貴斗を入れて、社員&バイトが4人いる。
皆顔見知りである。
他2人は地元のおばちゃん。
『なぁ。
お前、なかなかやるな』
曽根崎がポソリと呟く。
『何が』
『あの子……めぐるちゃん美人だよな。
どこで引っ掛けた??
ナンパ?』
『違いますよ、
そういうのじゃなく友達です(嘘)。
働き手が欲しかったの』
『ホントかぁ〜?
怪しいぞ。
お前、翳りが意外と女受けするからなー』
『翳り?ないよ、そんなん』
『いや、
微妙にあるね。
一見女っ気もない普通の若者だけど』
『奥さんと杏奈【アンナ】ちゃん元気?』
『元気だよー。
てか毎日近所歩いてるだろ。こないだの連休にさ〜〜〜〜〜…』曽根崎は大阪への旅行の話をした。
1泊の家族旅行の話。海遊館で子供に鮫を見せたのだという。
貴斗は、
聞きながらも胃の辺りに生まれた不快感を堪えた。