この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第9章 それは禁断の果実
頭痛はある。
だけど二日酔いが毒しているせいだけではない。
だってこんなの生で初めて見た。
常日頃、男が本能的に欲しがってしまうタイプの可愛げと大きなおっぱいで構成された彼女を、羨望の眼差しで見ていたけれど。
それだけでなく、彼女の大胆な行動には驚かされてばかりだったけれど。
男の滾りを頬張りその体勢のまま上下運動をする、私の親友。
果たして彼女は私の知っているあの奥手の彼女だろうか?
気持ちいいですかと尋ねる彼女に、男は切なげに頷いた。
快楽に縛られてのせいもあるだろうが、ただそれだけではない気がした。
二人が隠れてこそこそ乳繰り合っているのはなんとなく気付いていたが、まさかここまでとは。
男を見れば怒りだけが湧いて出てくる。
遊びだったら殺すくらいには。
けれど彼女に視線を移せば、良かったねという幸福染みた共感しか出てこない。
そして、今、私も……。
「っ……っ……」
一人の女であることを思い出す。
溢れて止まらなかった。
お酒のせいじゃない。
覗きなんて、私の性に合わないのに……。
だけど二日酔いが毒しているせいだけではない。
だってこんなの生で初めて見た。
常日頃、男が本能的に欲しがってしまうタイプの可愛げと大きなおっぱいで構成された彼女を、羨望の眼差しで見ていたけれど。
それだけでなく、彼女の大胆な行動には驚かされてばかりだったけれど。
男の滾りを頬張りその体勢のまま上下運動をする、私の親友。
果たして彼女は私の知っているあの奥手の彼女だろうか?
気持ちいいですかと尋ねる彼女に、男は切なげに頷いた。
快楽に縛られてのせいもあるだろうが、ただそれだけではない気がした。
二人が隠れてこそこそ乳繰り合っているのはなんとなく気付いていたが、まさかここまでとは。
男を見れば怒りだけが湧いて出てくる。
遊びだったら殺すくらいには。
けれど彼女に視線を移せば、良かったねという幸福染みた共感しか出てこない。
そして、今、私も……。
「っ……っ……」
一人の女であることを思い出す。
溢れて止まらなかった。
お酒のせいじゃない。
覗きなんて、私の性に合わないのに……。