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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
 我慢しきれない様子で、三浦が言う。

「朋香ちゃん、立ってこちらを向いて」

 請われるがままに動く朋香。



 三浦と向き合うようにして立つと、必然的に、元気さを取り戻しつつあるシンボルが目に入った。

 今の今まで、朋香の中に突き刺さり、朋香を散々感じさせた上に絶頂まで導いたシンボルが。

 最初に見たときは、あれほどまでにパニックになっていた朋香だったが、今となっては、取り乱す様子が全くなかった。

 それどころか、自分の中に収まっていたときに感じた、シンボルの感触や形、熱さや硬さなどを思い返してしまい、赤面する朋香。




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