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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
 湯の中で激しく交わる朋香と三浦は、三人の出現や接近に全く気づいていない。

 ばしゃばしゃと湯しぶきを上げて交わっているため、水音や朋香の嬌声ばかりが耳に入り、他の音は聞き取りにくい状態だったということはいえるはずだ。

 それにまた、二人とも多大な快感を伴う激しい性交に集中しており、他に気を配る余裕もなかったということも事実だった。

 もしも宮元らが大きな音を立てていれば、さすがに三浦も朋香も気づいたとは思われるが。



 宮元ら三人は、抜き足差し足で、ゆっくり慎重に接近を続けていた。



 そして、交わる二人から5メートルほどというところで、動きを止める。

 宮元たちはそこで、二人の性交を黙って見物し続けた。




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